去年の十月の東電のホームページで電力供給量は7700万キロワット、原発分を除いても6000万キロワットである。それが何時の間にか5000万キロワットに化けている。ちなみに、今日の供給電力は5170万キロワット、これには仕掛けがあるに違いない。
東京ガス以外の自家発電は購入していないし、その東京ガスの分すら供給量に含まれていない。揚水発電も一切含まれていない。原発を維持するための涙ぐましい努力がなされている。なんとしても計画停電にまで持って行きたいようである。経団連が経済の先行きを危惧せず、東電を支持しているのは滑稽ですらある。端から分かっていることだが、経団連は経産省の外郭団体のようなものであり、原発推進派の政治結社である。