近隣のガソリンスタンドの半分は閉店、残り半分は営業している。ところが朝六時までに並んでくれと云う。ちなみにガソリンスタンドの営業時間は八時から。八時に並ぶとその日の割り当てはないそうな。昔、黒姫に素敵な蕎麦屋があったが、朝五時に並ぶと食べられるが、六時だと食い逸れる。開店時間は十二時である。しかも店主はそれを自慢げに語る。何度か馳走になったが、やがて足が遠のき、途絶えてしまった。
いくら旨い蕎麦であっても、蕎麦のために七時間は勘弁を願う。ガソリンもさぞかし美味しく、きっと二、三百キロの速度が出るに違いない。しかし興味はない。並んでまで購入するなら家で不貞寝する。
十時からの停電の場合、七時にはじめて二時間半の透析になると云う。次回火曜日の透析は六時半にクリニックに這入るか、もしくは九時はじまりのフルタイムだそうである。火曜日だからまだしも、中二日で二時間半はきつい。
日本中の電力の三分の一を東京で使っている。経営は民間でかまわないから、国設の火力発電所を五つ、六つ東京近郊に創設する必要がある。でなければ夏は大変なことになる。