今後、長くボランティアが必要になってくる。ところが、身体の具合が悪くボランティアはできない。献血は三箇月後に再度必要になるが、わたしは輸血しているので献血すらできない。クレーン免許は持っているだけでなんの役にも立たないが、建機や重機なら大概のものは動かすことができる。罹災地区の放送を見ていて、これならわたしにも可能なのにと思うことが他にもある。ガソリンが手に入らないので自転車のリサイクルが奨められているが、自転車の修理ならどのようなことでも可能である。ただし、ボランティアは自己完結型でないと地元は迷惑する。神戸のときならともかく、東北での自己完結は不可能である。
芳賀さんの川内村の家は村全体が福島原発の三十キロ圏内に這入った。放射線について詳しいことは分からないが、逃げ出した方が良いに決まっている。政府や原子力安全・保安院は楽天的なことしか云わない。レントゲンやCTスキャンといった一瞬の放射線を引き合いに出すが、数箇月間、毎分、毎時レントゲンを浴び続ければどうなるのか。
海外からの原油供給途絶に備えて百六十四日分の原油が蓄えられている、このうち民間備蓄七十日分のうち三日分(126万キロリットル)が大臣通達によって十四日に放出された。近隣のガソリンスタンドに云わせると、タンクローリー車の配達は毎日で、回数は普段よりはるかに多い、しかし二、三時間の販売分しか供給されないらしい。わずか三日分ではどうにもなるまい。
透析患者の大半は自家用車もしくは看護用の車で通院する。そのガソリンが手に入らなくて困っている。わたしの車も、あと一メモリで仕舞いである。通院用としては十分だが、通勤用は残っていない、どうしようかと思っている。ガソリンスタンドによると、以前に戻るのに一箇月は掛かると云う。
追記
福島第一原発は落ち着いたようだが、冷却に三箇月以上掛かる。放射能の問題はこれからである。わたしが読んだサイトでは以下がお薦め。
http://ameblo.jp/satoshitaka/entry-10834940369.html