赤坂にはコンビニが多い、ところがコンビニからジュースが消えた。各種茶とレモンウォーターの類いばかりである。気持はよく分かるが、たまにジュースが飲みたいときは困惑する。セブンイレブンにはオリジナル商品でグレープ、グレープフルーツ、オレンジ、アップルが揃っている。それ以外のコンビニ(ただし赤坂店に限る)はよほど売れないのか一掃されてしまった。
先々週、そのオレンジジュースとアップルジュースを試しに飲んだ。二週間に一リットルだと、血液に問題は生じなかった。この分だとレモンジュースも大丈夫かもしれない。
ダイアライザーはカリウムは多少除去するがリンは無理である。透析患者が難渋しているのはリンとカルシウムの吸着剤である。そのリンとカルシウムがもっとも多く含まれるのが牛乳だが、こちらも二週間に一リットルだとわたしの場合、血液に異常値は出なかった。とはいえ、技師から個体差があるので、そのような無茶は止めて欲しいと云われた。
透析患者の血液検査は基準値が健常者のそれとはまったく異なる。当掲示板で血液検査の結果を屡々書き込んでいるが、健常者の参考にはならない。例えば血圧にしても上が150から180だと透析患者にとっては正常だが、健常者の場合は110から120ぐらいである。
わたしの血圧は低く(高い方が90から70)、失神に泣かされてきたが、最近は正常値(150の80)を維持している(貧血で低血圧と云うのはよほどの失血を除いてあり得ないのだが)。降圧剤の服用を止めてから徐々に戻ってきたようである。貧血の方もヘモグロビンが12.1にまで恢復している。
ところで、木村さんが高血圧に悩まされているようである。彼の血液検査の結果を見ていないのでなんとも云えないが、降圧剤が効かない場合は利尿剤である。例え減塩生活をしていても、血中はナトリウムの過剰になる。腎臓で排出されても再び吸収してしまうからである。利尿剤は血糖値や尿酸値を上げるとされていたが、最近は見直されている。特にナトリウム再吸収のガードになる。要は尿と共に塩分も排泄されるのである。場合によっては救いの妙薬になる。