民主党政権になってから医療に関する出費が目に見えて減ってきた。先月も透析の保険点数が減らされた。業者にとってはかなりの負担になる。現在、透析治療への国庫からの出費は年間一兆四千億円を超えたと聞く。問題は糖尿病からの透析患者と高齢者が増え続けていることにある。斯くいうわたしも高齢者のひとりだが。
透析治療には毎月六十万円が必要である。民主党の思惑は月に八万か十五万円ほどの負担を患者に強いることにある。次回の総選挙で民主党は間違いなく透析患者とその家族を含めて百万票は目減りする。民主党と云うよりも菅政権の臨終は近い。新進党時代より、わたしは小沢一郎のファンだったのでなおさらその思いを強くする。