過日、肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)を受けたが、値は六千五百円。ちなみにワクチンの類いは国保が効かないので実費である。これで風邪に対する手当は済んだが、一万円ちょいの出費になった。死亡率から考えて、命の値段だから安いものである。ただ、ワクチンは罹らなくなるのでない、罹っても重度にならないという一種の保険である。
ALSの検査(動脈血液ガス分析)があったが、時間の都合がつかず、次回(半年に一回)になった。医師に云わせると血圧の高低差があるので問題なかろうと云うことだった。ところで、ALSが何の検査なのかわたしにはさっぱり分からない。患者が理解できない検査を受けさせるとはいささか強引なクリニックである。透析患者なら知っていて当たり前との論理が屡々罷り通る。当方で調べれば済むことだが、困惑させられる。どうやら、ちょいと痛みを伴う検査のようである。聞くところによると足の動脈へ穿刺するらしい。痛みには毎度慣らされているので問題ないが。