一日一キロと書いたが、毎日一キロも飯を喰っていると太るに違いない。透析患者は体重を安定させる必要がある。基礎代謝量が個々に異なるが、一日1300から1800カロリーで十分である。ちなみに、ほっかほっか亭ののり弁当が720kcal、とんかつ弁当なら933kcal、松屋の牛めし(並盛)が671Kcal。普段食べる蛋白制限食は一包装あたり300kcalなので怖ろしくハイカロリーなのが分かる。
わたしが子供の頃の支那ソバもしくは饂飩蕎麦の類いは150グラムだった。今でははなまるのかけ小盛りの饂飩が210グラムで273kcal、拉麺に至っては倍以上の量になっている。要するに、現代人は飯の食い過ぎである。
一日一キロは除水量からの逆算で、一キロ喰わねばならないというわけでない。今日も技師とはなしたが、除水でもっとも多いのは2リットルだそうである。おそらく、一日二食が一般的なのだと思う。一食分の除水は大体400ミリリットル、二日で1.6リットル、水と併せて2リットルちょいである。わたしは今多いときで1.2リットル、技師からさらに減らすべきと云われた。自力で尿が排泄されているからである。