最近エスプレッソのミルク紅茶が増えてきたが、いずれも頗る旨い。香味は一律に濃厚である。珈琲ならロブスタ種を増やせば簡単に苦味が出るが、紅茶の場合はどうしてるのかしらと思う。わたしは紅茶党なので、かかる商品が発売されるのは嬉しい。珈琲は煎茶と同じくカリウムが高いので喫まれない。
エスプレッソとは正反対だが、中国の紅茶はインドやスリランカ産の紅茶に比べてタンニンが少なく(要するに渋味が少ない)、素直な味を楽しむことができる。有名な台湾の鶴岡紅茶に一炮紅(イーパオホン)というのがあって、かつて喫んだ中国紅茶のなかでは群を抜いていた。
プヒプヒさんに買って頂いた電気ストーブと同じものを拙宅で使うために購入。「修行」で書いたように、風邪に対する意志力の補完財のつもりである。上述の紅茶も補完財のひとつと考えている。風邪を避けるには水分が一番、大量の紅茶を淹れて冷蔵庫で保管、必要に応じてレンジで温めて嗜んでいる。尋常な喫み方でないのは分かっているが、一人暮しだと一杯ずつ淹れるのが面倒なのである。