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痛み   一考   

 

 腎臓を病んでから感染症、特に風邪には注意するように云われている。確実に肺炎に罹るからである。罹ると癒らない、それほどに抵抗力がなくなっている。木造家屋だと室内温度は外気温と比して二、三度高いだけである。ところがマンションは下がっても十二度はある。ちょっと暖めれば十六度になる。引っ越してよかったと思う。
 二輪だと体感温度は五度以上下がる。今日の気温は二度、だとすればマイナス三度以下になる。そこで男性用ストッキングを履いていた。今年から二輪は乗らなくなったのでストッキングの類いも不要になった。履かない方が脚は具合よい、体毛が逆向きになって気持悪いのである。
 食欲がなくなるほどではないが、今日も穿刺が痛かった。四箇月間痛いと思わなかったが、最近は怺えることが多くなった。それだけ血管や皮膚が傷ついてきたのであろう。
 アメリカでは人工血管を用いる。人工血管の利点は穿刺の痛みが伴わないこと、欠点は三箇月から半年しか維持できないこと。ただし、アメリカの場合は移植までの期間が短いので人工血管で十分なのである。比して日本では移植は原則あり得ない。透析を死ぬまで続けるしかなく、内シャントしか方法がない。これは医療でなく、文化の違いである。


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2011年01月11日 23:00に投稿された記事のページです。

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