ソニーのリーダーとシャープのガラパゴスが出て、電子書籍用情報端末が出揃ったようである。他にアマゾンのキンドル、アップルのiPad、サムスン電子のギャラクシータブなどがある。その内、キンドルはまだ日本語に対応していない。
問題は電子書籍の品揃えだが、ソニーが約1万1000冊、シャープが約2万4000冊にとどまっている。それよりなにより電子書籍の規格の標準化がなされていない。アマゾンが北米で配信している約75万冊はiPadでも読まれるようだが、わが国は未統一である。日本の電化製品はいつもそうである。それぞれが、わが社のものを標準にすればよいとのことらしい。やがて売れないメーカーはハードから撤退、役に立たない電子書籍は置き去りにされる。
現状ではiPad以外、薦めようがない。このような理不尽はいつまで続くのかしら。