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選択制度   一考   

 

 透析の日は風呂は禁止されている。注射針の傷跡が化膿するからである。従って、入浴日は月、水、金、日である。マンションへ引っ越してからはよく風呂へ這入るようになった。風呂を沸かすのが簡単になったのと、傷跡が痛いからである。洗濯は日曜日だが、風呂へゆっくり這入れば同時に終えることができる。
 日々の食事の用意と茶を淹れるのは欠かせない。茶は紅茶と烏龍茶を大量に冷やしている。塩分のせいで煮物は極端に減り、炒め物が増えた。好物だった麺類は食べられなくなって代わりに塩抜きの焼き饂飩が食卓へよく上るようになった。
 痒み止めは関さんから教わったサリラベートの他にベネトベーネとヒルドイドを用いている。もっとも有効なのはサリラベートのローションの方、まだステロイドの副作用は出ていない。
 看護師から聞いたはなしだが、沖縄での透析時間は五時間、外国では七時間から八時間だそうである。先日書いたように、わたしの場合透析後のクロアチニンは4.0、透析前は8.0である。さらに低い数値を望めば当然時間は長くなる。回数を増やすか、五、六時間への延長が考えられているそうだが、それが隔日四時間で慣らされた患者に通用するかどうか問題である。体調を良くしようとすれば六時間、現状で可とすれば四時間、選択制にすればよいのではないかと思う。それでなくても透析患者には鬱病が多い、時間を長くすればさらに増えるのは間違いない。


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2010年12月06日 21:50に投稿された記事のページです。

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