先日、肉腫について書いた。今日詳しく聞いたのだが、あれは血管の膨らみだそうである。通常、動脈は体内深く隠されている。透析患者はシャントによって表皮へ動脈が移動する。圧力がなくなるための膨張と今ひとつは同じところへ繰り返される注射のせいだそうである。血管は均一でない、血管自体の薄いところ厚いところいろいろである。また複雑に畝っている。それが錯綜した瘤のようになるらしい。早い人で二年、大方の腕は三年も経てば凸凹になる。十年選手だと異様な様になる。それにしても血管の直径が太いところで五、六センチにまで発達するとは驚きである。知己から瘤と云われ、それを信じていた。