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南の島   一考   

 

 1895年、下関条約によって台湾を日本へ割譲、それまで尖閣諸島は台湾の一部だったが、以降は台湾県から外し、沖縄県に編入した。この件に関し、細かいことを云うひとがいるが、大略は以上のごとし。下って日中平和友好条約締結の折、日中両国は尖閣諸島の問題を棚上げにすることで同意。にもかかわらず、今回の事件でわが国は一方的に「国内法で裁く」と発言、歴史を解さない民社党政権に対して中国が怒ったとするのが正しい。
 わたしは中国という国が好きでない。しかし、歴史は認めなければならない。もちろんこの件は台湾相手の問題だが、わが国は共産党政権を中国唯一の合法政権と認めている。認めたが故の日中平和友好条約だった。中国にしてみれば、ある日突然、手のひらを返したように尖閣諸島は日本固有の領土だと云われたに等しい、立腹するのは当たり前である。菅、仙谷、岡田、前原の戦後世代はわが国の歴史をもう一度振り返っていただく必要がありそうである。
 ちなみに、琉球王国の廃止が1872年、1879年に琉球藩が鹿児島県へ編入、同年沖縄県が設置されている。沖縄が日本へ返還されたのは72年だが、その折、台湾も強く尖閣諸島の領有権を主張している。


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2010年10月12日 23:35に投稿された記事のページです。

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