ユーハイム系列のパン屋さんペルティエ赤坂店が閉鎖された。同店のバゲットを贔屓にしていたので困惑している。そんな折、稲見直子さんから減塩手造りパンが送られてきた。ライ麦入り(プレーン)とオレンジピール入りの二種類である。レシピが添えられていたので紹介する。
ライ麦30グラム、準強力粉220グラム。塩1グラムと表面への振塩0.5グラム、イースト小匙八分の一、準強力粉は強力粉より低蛋白。
全粒粉25グラム、準強力粉225グラム、塩1.5グラムと表面への振塩0.5グラム、イースト小匙八分の一、清見タンゴールの自家製ピール。
わたしは自分でパンを焼かないので詳しいことは分からないが、表面への振塩とは少ない塩を少しでも活かそうとの稲見さんの心づくしだと思う。過日、北里病院での朝飯の無塩パンの味気なさを書いたが、それを読んでの心遣いと思う、感謝の言葉もない。必要な量を取り置き、早速冷凍庫へ格納。小出しにして楽しませていただく所存。
秋元美和子さん(掲示板ではM・Aさん)からの贈り物は森永乳業のサンキスト・ポチプラス、アップル&キャロット、グレープ、オレンジの三種類。内アップル&キャロットは人参とビタミンの味が濃く、まるで野菜ジュースのようである。鉄、亜鉛、食物繊維などが補強されているが、オレンジが一番無難な味である。
栄養補助飲料レナジーのコーヒー風味と乳酸菌飲料風味の二種、共に蛋白、ナトリウム、カリウム、リンは低く抑えられている。
以上全品が125ミニリットルで、これら一本とコップ一杯の水が将来の水分補給となりそうである。このところ小便の量が減りつつある。それに伴って透析時の水分除去も1リットルから1.6リットルにまで増えている。
秋元さんには北里病院への入院時もお世話になった。併せて御礼を申し上げる。
玲はる名さんから見舞いの花が届けられた。ですぺらで飾らせていただきます。ここに記して感謝したく思う。余談ながら、彼女の作品には情念の処理法にいささか不器用さが見られる。しかし、その処理法が旨くいったときの作品には目を見張るものがある。そこから先は個の有り様である。期待している。