今日は透析の合間をぬって整形外科医の診察を受ける。やはり腰痛が気になって仕方がない。筋力トレーニングは必要なしと云われる。そこでレントゲンを八枚、上背が五センチ縮かんだだけあって腰椎の軟骨がひどく磨耗している。「これじゃあ、痛くて歩かれないよ」間歇に炎症が起こっている。「カルシウムを摂るしかないが、腎不全ではね。薬の投与は不可能だし、悪化するばかりで、良くはなりませんよ」「そう云われるのは分かっていたのですが、なにか方法は」「諦めろとは云えないので、様子を見る以外に方法はありませんね」「随分と消極的ですね」「MRIを撮りますか、そうすればよりはっきりしますが」「どうにもならないことが、さらにはっきりするわけですね」「そうですね、仰有ってるお店から駐車場間は何度休んでいるんですか」「三度です」「それを五度にしてください」
だんだんと腹が立ってきて、これで診察料が数万円なら割があわない。馬鹿野郎である。腹の虫が治まらないので、向かいのコンビニへ行って240円のティラミス(ナトリウム74.0ミリグラム)を食べる。ヤケ食いをしてやろうかと思ったが、世話になった嶺井医師の顔が浮かび、それは控える。
特定疾病療養受領証は入手したが、更生医療の方はまだなにもしていない。北里病院は指定医療機関なので、申請が可能。申請をしなければ腎移植手術は受けられないようである。身体障害者手帳も新たに申請する。それら書類の件で木曜日の退院が金曜日になった。嶺井医師に感謝したい。