障害者手帳には大きな文字で要介護と印字されている。現状ではそう大した介護が必要なわけではない。身体が重いのととにかく寒い、そして尿毒素のせいで疲れやすいのと常に頭はピンボケ、家ではセーターを襲ね着して蒲団に潜り込んだままである。しかし、買い物や食事の用意は自分でしている。ただし、それは症状が基礎疾患のときに限られる。骨折や出血のような他の症状が加わるとお手上げである。死ぬときは独りかもしれないが、生きてゆくに一人ではまるで間に合わない。とはいえ、わたしの主義主張から推して他人に介護は頼みにくい。この先、どうするべきか考えなければならない。とりあえず、小さな借家へ引っ越して様子を見、将来はさらに小さな一間のアパートか公営住宅(独り者には六畳一間しか貸してくれない)へ身を寄せるしかない。引越に必要な荷物の整理が現状では捗らない。身体が冷え切っていて情けないほど動かないのである、ストーブも炬燵も入れっぱなしなのだが、パーキンソン病のように震えが止まらない。少し暖かくなれば身体の自由を取り戻せると思うのだが。
それやこれやで、掲示板をやめようと思い、「誤解」を書いた。三、四日考えて極度に個人的な「はみだし者」を書いた。さて、これからどうなることやら。