輸血は8単位だが、ときとうクリニックで8本、川久保病院で点滴を19本受けた。主として葡萄糖と生理食塩水だが、それ以外にビタミン類と痛み止めの注射を9本。血液検査は連日だった。ちなみに、川久保病院での痛み止めは保険適用外だったが、これは座薬を嫌がったわたしに対する気配りだったと思う。気を失うことがダイレクトに死に結びつく場合、方法は他にはない。感謝している。
一回目の輸血のあとの検査レポートでは、赤血球数が144から175へ(正常値は438-577)、血色素量が4.5から5.5へ(同13.6-18.3)、ヘマトクリットが14.1から17.8へ(同40.4-51.9)、血小板数は正常、白血球数が19800から11700へ(同3500-9700)、CRPが0.96から0.36へ(同0.30以下)へ改善されている。退院時ではヘモグロビンの数値は10にまで戻っているので、血液の状態は飛躍的に良くなっていると思う。ちはらさんが書いているエポジン(商品名)を服用すべきかどうか、次回にでも主治医と相談しなければならない。
肝心の腎臓関係では、尿素窒素が62.2から49.5へ(同8-20)、クレアチニンは7.37が7.33へ(0.65-1.09)僅かに下がっている。こちらは逆にその後の輸血によって跳ね上がっていると思われる。
血圧の高い方の数値が70から150へ上がるなど、輸血の影響はすでに出ている。ただ、降圧剤(ニューロタン50)は肝炎はじめ副作用が起きるので要注意である。いずれにせよ、もっかのところ気分爽快元気溌溂、次回の検査結果が楽しみである。