ザイロリックからサロベールへ、そしてザイロリックへと移行。ただし、朝夕に飲んでいたものが朝食後の一回になった。一日十五錠六包の薬を飲んでいるが、ザイロリックは痛風や高尿酸血症の治療薬。100ミリグラムに減らして三日目だが、さっそく掌の痛風が頻繁に起こるようになった。尿酸値は9.0、6.3、5.4と下がっているので問題はあるまいと思うが、痛風は決して気持のよい疾患ではない。
はじめて痛風が出たときは痛みに愕かされたが、馴れとは怖ろしいもので、ああ、また攣りはじめたとの自覚にはじまって、脳性麻痺のように指が一本ずつあらぬほうを向く。纏まりのなさはまるでわたしの性格そのものである。どうやら、右手指の関節に尿酸塩が沈着、結節を形成しているようである。
三割負担だが、基礎的な薬代だけで月14000円ほどになる。ゼネリックに関しては山崎医師からいろいろ教わったので、なにも云わない。処方された薬を黙って服用するだけである。