薬局でクレメジン細粒を購入。「活性炭と聞いているが、中身はなんでしょうか」との問いに薬剤師は「ポリスチレンスルホン酸ナトリウムです」と応える。これはカリメート(ポリスチレンスルホン酸カルシウム)と取り違えたのだと思う。クレメジンは黒色球形の粒子で炭素に違いない。
オブラートを買ってきたが、ここまで飲みにくい薬ははじめてである。竹炭の粉と冗談で書いたが、まったくその通りで、口腔がじゃりじゃりする。薬というのも憚られるシロモノである。当然、硝化されない、尿毒症をもたらす有害物質を吸着して体外へ便と一緒に排泄するわけである。透析導入を遅らせるのが目的で、病気そのものを癒すものではない。もっとも、慢性腎不全を治す薬など存在しないが。
http://www.gyaos-kingdom.com/medicine/medicine3.html
上記サイトでは医薬品(クレメジン・コバルジン)と食品(ネフガード・ヘルスカーボン)の違いについて述べている。どうやらクレメジンは人よりも猫において効果が顕著だそうである。犬、猫と人間が同列に論じられているところが面白い。人間にはオブラートも可能だが、動物の場合はカプセル詰めでなければどうにもならないだろう。