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肉じゃが   一考   

 

 海藻はカリウムの含有量が多くて原則禁止だが、心太(ところてん)と海蘊(もずく)はかまわない。トロロ昆布も少量だと問題ない(もっとも大量に食べられないが、微かな潮の香が気に入っている)。芋類もカリウムは多いが、菎蒻は栄養士のお薦めである。この辺の消息がうまく掴めない、ひとつずつ覚えてゆくしかなさそうである。
 昨日は塩を用いない肉じゃがを大量に拵えた。二リットルの鍋に醤油とインスタントの減塩だしの素をティースプーン各二杯、他は差し障りのない味醂を同四杯。牛バラ肉を五十グラム、大きな玉葱を一つ半、馬鈴薯を六つ。以上で塩分に換算して約五グラムになる。三日かけて食べるのだから、ナトリウム、カリウム共に問題なし。結果、醤油を一杯追加することになったが、水を沸かすところからはじまって所要時間二十分というのが結構。
 毎日メニューを考えるのは面倒臭い、以前はカレーを大量に作り置きしていた。カレーも肉じゃが同様、塩抜きで拵えられる。小麦粉を使わなければ塩分換算で約六、七グラムで収まると思う。そうすると一食あたり700ミリグラム、低蛋白米と併せても規定内。仮にナンと食べても食塩相当量は一枚につき700ミリグラム、ちょっと危険だが、他を控えればなんとかなりそうである。こちらは所要時間三十分。

 ここまで書いて幹郎さん来店。腹痛の理由はやはり空腹にあるとの指摘を受けた。朝夕二食の療養食では身体がもたない、分かっているのだが、毎度考えるのが億劫なのでついつい食事を抜く。さすがに一食だと仕事中に眩暈がする。ついこの間も素天堂さんを尻目にサンドイッチを貪る。とりあえず低蛋白米の量を十グラムほど増やそうと思っている。制限値を目一杯食べないと寿命がさらに縮まりそうである。


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2009年08月28日 02:36に投稿された記事のページです。

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