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もやし炒め   一考   

 

 街のトンカツ定食なら、カロリー、ナトリウム、カリウムともに制限値を超えてしまう。そこで、半裁のトンカツを作った。厚みはそのままに、面積を半分にする。塩は控えめにあとはトンカツ屋のそれと仕様は同じである。間違っても、デミグラスソースやトンカツソースを使ってはならない。かつてファーストフード店でなんにでもソースをかける人がいた。一方、ソース、醤油、ドレッシングを几帳面に遣い分ける人がいる、これらはどちらも生活習慣のようなもので、止められるものなら止めた方がよい。ご飯にマヨネーズ、お好み焼きにソースとマヨネーズを塗りたくるようなもので、昔はそのようなものをかけはしなかった。店のスモークになにをかければよいのかとの質問が舞うが、思い込みとは怖ろしいものである。

 配いである。キャベツがカレー粉と相性が良いように、もやしは酢と相性がよい。フライパンに油を入れ、鷹の爪を刻んだものを焙煎するように炒める。そこへ酢ともやしを入れるだけだが、酢が強いと思ったら、前項で書いた割醤油を三滴ほど滴らせばよい。舌当たりが柔らかくなる。鷹の爪と一緒に豚バラを入れても旨い。当然、塩胡椒は用いない。わたしならこれだけで、充分一食の副食になる。
 トンカツがもたらすカロリーは配いで低減される。肉の大きさ次第だが、おそらく蛋白は十二グラム以下、低蛋白米を百五十グラムで規定内に収まる。ナトリウムはトンカツの豚肉に振りかける分だけである。
 食事療法は総量規制である。従って、要諦は普段当たり前のように使っているソース、醤油、マヨネーズ類を止めることからはじめるべきである。さすれば食域は拡がり、量を減らせば禁止品を食することも可能になる。


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2009年08月21日 16:22に投稿された記事のページです。

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