透析のための精密検査や透析シャントを造る手術を受けないといけないので、店は開けても早晩、入院しないといけない。日付其他はいまだ未定。予定が立たないまま、取り敢えずの開店である。
いつまで店の営業ができるか、今のわたしにとってもっとも気掛かりな問題である。医師のひとりは五年が限界だろうという。いまひとりの医師からははるかに短い期間を示唆された。多くの患者を看てきた医師の意見を拝聴するが、個体差があって、そこまで持続できるとは限らない。半年単位で考えるしかないのだろうが、それにしても、拙宅のモルト・ウィスキーの在庫を処分するのは不可能である。例え五年かけてもアードベッグやポート・エレンはなくならない。安価なウィスキーの値は変えないが、一杯2000円から5000円のウィスキーは大幅に値下げしようと思っている。残ったウィスキーの処理はおっきーさんや幹郎さんにお願いする予定。四、五種の定番を除いて、現在の六百種の在庫は売り切ってゆく。要するに、新規ボトルの購入は極力減らしてゆく。