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月曜日   一考   

 

 今日は朝早くから都税事務所まで、納税にイチャモンを付けに出掛けた。税金を払うのはやぶさかでないが、マチキンから金を借りてまで払うことの理不尽さを訴えに行ったのである。結論は先送りで、七月に入ってからもう一度話し合いましょうということになった。納税が東京と埼玉に跨がるため、少々煩雑である。

 このところ、金が入るたびにグレン・ロセスを購入してきた。五千円以下で手に入る数少ないモルト・ウィスキーである。ところが、今日やまやで新入荷のグレン・ロセス・セレクテッドリザーヴを見付けた。値は3,980円、扱いはコルドンヴェール、やまやとイオンの共同出資による輸入事業会社である。商品は今のところセレクテッドリザーヴのみで、ヴィンテージものを今後扱うのかどうかは分からない。
 モルト・ウィスキーのインポーターは減り続けているのに奇特なことである。ただ、ワインに関してやまやの商品をわたしは信用したことがない。信用どころか、大喧嘩をなんども繰り返してきた。詳しくは書かないが、コンテナで入荷してから店頭に並ぶまでの商品管理に問題ありとわたしは思っている。
 やまやに限らないが、搬送で横積みにされた酒はコルク栓が傷む。黴臭のするワイン、フォーティーファイド・ワイン、モルト・ウィスキーは返品に応じるのが当たり前である。親しくしている某酒店から電話があって、マッカラン12年ものの異臭でもめていた。飲むまでもなく、臭いだけでわたしには分かる。店員はしぶしぶ交換に応じていたが、わたしが行かなければサントリーの商品に問題はないで押し切っていたに違いない。
 それはサントリーの責任でも酒屋の責任でもない、そして半分はインポーターの責任でもない、おそらく搬送にあたった業者に知識がなかっただけなのである。安売りの商品は船便を多用する。船便の多くは混載である。それ故、専門の運送業者が扱うとは限らない。逆にいえば、どこで買うかはどうでもよいことである。扱う運送業者とインポーターにこそ注意を払わねばならない。値の安いものを購入するときにはそれだけのリスクを覚悟しなければならない。


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2009年06月01日 19:31に投稿された記事のページです。

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