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新千鳥街   一考   

 

 土曜日、新宿二丁目へ飲みに行く。到着が遅すぎてブラもナジャも閉まっている。大野さんとこへ行こうかと新千鳥街を覗くも屋号が変わっている。どうやらOHは閉店したようである。気になるが調べようがない。
 ナオさんの紹介でゲイの居酒屋「から味処」へ。元は女装バーで、看板がナオさんの手書きだそうである。彼女は我流だが、書にとどまらず焼き物にも熟達している。から味処の売りは麻婆豆腐、残念なことにわたしは酒を飲むときは食さない。肴はともかく、ほぼ十年ぶりに磯自慢の別撰生を飲む。赤坂のオープニングに特撰生と別撰生を十本ずつ送らせたのだが、飲んだのは一部の広告会社の人たちのみ。モルト・ウィスキーの店のつもりだったが、新聞や雑誌で取上げられたのは日本酒と焼酎ばかり。売れればなんでもよいのだが、一本二、三万円の焼酎が一杯七百円で飲めるという取上げ方には抵抗があった。
 置酒は客に合わせてと思っていたが、それだと酎ハイと国産ビールばかりになってしまう。神戸や明石の客の方がチョイスの幅は広かった。人生は月並で、人はどこにいようと等し並みに扱われる、せめて酔うときぐらいは自らの意志であってほしいと願う。ちなみに、から味処ではパンツまるだしの女装のお姉さまたちが大挙して押し寄せたが、飲み物は云うに及ばず、てんでに食べ散らかす。取り敢えずビールとか、右へ倣えでマッカランというような飲み方はしない。それを見ていて嬉しくなった。
 先だって福島泰樹さんのお寺で渡邉英綱さんの七回忌があった。そちらは遠慮してモルト会の酒の仕入れ。アイルサ・クレイグやスコマ社のカスク・ストレングスが入ったが、モルト会には間に合わなかった。またの機会に開栓する。


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2009年05月08日 20:39に投稿された記事のページです。

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