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異変2   一考   

 

 排水管が再び詰った。17日のうちににトイレットペーパー以外の紙類はトイレから除去、18日からはタオルを手拭きとして用意した、にもかかわらず詰ったのである。
 今般の理由はなにかと思案してみる。「radiesthe´sisteの業をもせし怪人」とは高遠兄の綴るところだが、ありもしない「赤坂みすぢ通りの暗渠」を揶揄したのが禍を呼び込んだのではあるまいか。「裏の川を流れるのは下戸や新仮名ばかりとは限らない、篤胤によって等閑視され脇腹の子として偶われてきた新仮名の怨念、そのうらみが溶け込んだ書物の毒、その毒を呷った読書家の悪意等々、さまざまなものが漂い、浮き沈みしているのである」と書いた。今回の捫着は新仮名の怨念ではなく、篤胤の逆怨みでなかったかと思う。
 手水へ立つに長靴に履き替えるのはどうだろうか。夏から秋に紫色の六弁花を開くのは雨久花、いっそトイレの床に水を張り、一面に花を咲かせようかと思っている。


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2008年10月24日 09:49に投稿された記事のページです。

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