レイアウトが崩れる方・右メニューが表示されない方: >>シンプル・レイアウトへ

« 書店 | メイン | 癇疾 »

言葉遊び   一考   

 

 「さくら さくら さくらが咲いた くらい くらい お蔵に咲いた」は便宜的に閉じたもので、元は「さくら さくら さくらがさいた くらい くらい おくらにさいた 」です。そのアナグラムから「おにがいた」を読み解いたのんちさんに感服。「さくら」の「くら」と「くらい」の「くら」を掛け合わせたものですが、はなしはそこで止まりません。さすがのんちさんですね。
 かような言葉遊びは中井英夫や相澤啓三さんにとっては日常のものでした。例えば、「幻戯」のなかにもそうしたアナグラムが秘められています。一握りの詩人や歌人、俳人はアナロジーとアナグラムを駆使します。入沢康夫さんもその一人です。だからこそ、「それにしても、相澤さんの詩を誰が読み解くのか。彼の失意の深さを知る」と書いたのです。


←次の記事
「癇疾」 
前の記事→
 「書店」

ですぺら掲示板2.0トップページへ戻る

このページについて...

2008年04月03日 23:27に投稿された記事のページです。

次の記事←
癇疾

前の記事→
書店

他にも
  • メインページ
  • アーカイブページ

  • も見てください。

    アーカイブ

    ケータイで見るなら...


    Google
    別ウィンドウ(orタブ)開きます。

    牛込櫻会館(掲示板1.0他)内
    ですぺらHP(掲示板2.0他)内
    Powered by
    Movable Type 3.34