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遠い思い出   一考   

 

 りきさんが「鏡花論集成」を誉めてくださった。彼のところへいきさつを書き込んだが、他にも思い出したことがあったので少々。
 同書の上梓は1983年9月だが、編輯は1971年1月にはじめられた。この間、1972年1月に「別冊現代詩手帖第一巻第一号泉鏡花」が思潮社から上梓され、小生も編纂を手伝った。当時の現代詩手帖の編輯長桑原茂夫(後のカマル社)さんとは随分酒を飲んだ。菅原(後の牧神社)、大泉(後の書肆山田)、渡辺(後の北宋社)各位を紹介され、宮園洋さんとは特に懇意にさせていただいた。洋さんの協力でバタイユの「大天使のように」を装訂したのが1970年。翌71年1月にサバト館を作る。I田との関係は「別冊現代詩手帖」の上梓以降おかしくなった。これはあくまで時期を指すのであって、理由は他にある。
 「鏡花論集成」は思潮社から出る予定が牧神社へ引き継がれ、十余年の年月を経て立風書房から上梓された。上梓に当たっては立風書房編輯長宗田安正さんの世話になる。田荷軒にて知り合い、阪急電車で多田智満子さん家へ向かう途次、鏡花のはなしになった。
 その多田さん、矢川さん、種村さんと知り合ったのは1969年。この間山本六三さんを招き、ずっと水曜会を催していたが、72年12月のコーベブックス入社によって中断。水曜会については項を改めたく思う。


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2008年03月31日 16:09に投稿された記事のページです。

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