週刊文春の取材が十八日に決まった。筆者の君島佐和子さんは元料理王国の編集長で、いまは料理通信で活躍なさっている。モルト・ウィスキーや縮緬山椒等々、過去さまざまなお世話になった。舌に自信を持つ稀なる女人として畏敬の念を抱いている。
スモークとウィスキー六種類だそうだが、山崎のヘヴィリー・ピーテッド、アイラ・ストーム、クラガンモアのカスク・ストレングス、ジャン・ボワイエのロイヤル・ロッホナガー、ノックドゥー21年、イアン・マキロップのリンリスゴーを取上げていただこうと思っている。彼女のワイン、特にブルゴーニュ・ワインに対する知識には横須賀さん共々驚かされたことがあるが、今回はモルト・ウィスキー。彼女の調法ならぬ筆捌きを愉しみにしている。