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ボウモア旧ボトル   一考   

 

 ですぺらモルト会へのご参加ありがとうございました。新顔のカリラとクライヌリッシュ、共においしくいただきました。そしてクラガンモアの底力に改めて驚かされました。クラガンモアのダブル・マチュアードも然ることながら、カスクストレングスの10年ものはスパニッシュオークのボデガ、17年ものはアメリカンオークのホグス、この辺りに蒸留所のチーフブレンダーの識見が窺われます。シェリー樽は短期熟成にこそ相応しく、長期熟成には不向きです。十年を超えると微かな甘味が渋味へと変化します。香りの迷宮を味わうにはアメリカンオークに限るようです。
 ところで、二月二十三日のモルト会ではユナイテッド・ディスティラーズ社のグレンキンチー・アモンティリャード '86は端折りました。ダルユーイン、ピティヴェアック、グレンキンチーによる飲み会を四月に予定しているからです。
 次回はボウモアですが、ルビー・ポート、ポート、シェリー、クラレット、バーボン他、七種類のカスク違いに旧カスク・ストレングスと旧21年もの、さらに73年蒸留のキングスバリーなど、パヒューム香の強いボトルが加わります。オーナーのサントリーは販売するボウモアを五種類に絞りましたが、蒸留所は不定期ながら輸出を続けています。いずれは消え去ってゆくボトルを今のうちに味わっておこうというのが主旨です。

 ご参加いただいた水谷さんへ追伸です。ノックドゥーは週末に入荷の予定。


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2008年02月27日 10:39に投稿された記事のページです。

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