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ザ・カスク・オブ・ヤマザキ1993   一考   

 

 過日、紹介した山崎のヘヴィリー・ピーテッド・モルトが入荷した。題してザ・カスク・オブ・ヤマザキ一九九三。ホワイト・オークのパンチョン樽で熟成された十四年もの、五百三十九本のリミテッド・エディション、六十二度のカスク・ストレングスである。ホワイト・オークとはアメリカン・オークを指す。
 業務店のみの販売で、当店は三本購入、一般には頒布しない。それとマッカランのグラン・レゼルヴァ十二年が先月末から販売されている。こちらはどなたでも購入可能。
 オロロソ・シェリー樽熟成のグラン・レゼルヴァがボトリングされたのは一九九九年が最後と記憶する。蒸留は一九八〇年の十八年もの、当時の価格は一万六千五百九十円だった。従って、八年ぶりの復活になる。十八年ものが主流だったが、十二年の方がオロロソ特有の苦みが少なく、私には好ましく思われる。購入価格は五千七百八十円、こちらもこなれた価格だと思う。十八年ものは今では三万円を超える。コレクターズ・アイテムには手を出さないのが賢明、現在手に入るボトルを楽しむのが愛飲家の智慧というもの。


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2007年12月06日 16:23に投稿された記事のページです。

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