レイアウトが崩れる方・右メニューが表示されない方: >>シンプル・レイアウトへ

« パイプ葉 | メイン | 「玻璃」その他 »

泥酔   一考   

 

 おっきーさんと昨夜赤坂で酒を酌み交わす。コンクリートの研摩が夕四時までしかできないので、待ち合わせの時間まで三時間ほどを赤坂亭で過ごす。その後「かさね」を訪ねたくなり、料理無用との無礼を承知で、ビールと酒を飲ませていただく。店には申し訳なかったが、颱風でキャンセルが出たとかで飛び込みが許される。遅く淳久堂のTさんも合流、河岸を替えての痛飲。もっともがぶ飲みしていたのは私だけかも。
 帰りは強風で埼京線が不通、狼狽える私を山の手線から京浜東北線の赤羽へ、そしてタクシーで戸田公園駅へとTさんは送り届けてくださった。何時も車を利用するので電車は不案内である、加えるに泥酔状態である。申し訳なかったと反省している。
 今日は半年ぶりの宿酔で研摩作業はお休み、明日からの三日間で仕上げなければならない。ケレン作業に使うサンダーとブロワを見付けてきた。ケレン用はワイヤーブラシと異なり、飛散物が身体に刺さらない。ブロワはですぺらだからと言ってレオン・ブロワの著書ではない、吸塵に用いるハンドブロワである。これで少しは捗りそうである。

 高遠さんが関川左木夫さんが主宰して発行した文藝雑誌「玻璃」について著されている。「聖盃、假面、鈴蘭、東邦芸術、サバト、游牧記、戯苑、半仙戯、豊葦原、開花草紙、ドノゴ・トンカ、文藝汎論、汎天苑、婆羅門、表象、古酒から関川左木夫さんの玻璃に到るまで、思いつくままに挙げてみても、ハイブロウな雑誌がよくもまあ、あれほど刊行されたものよと、いまにして驚く。幾多のすぐれた詩人を集めた日夏耿之介のカリスマ性にも駭魄させられる」とかつてですぺら掲示板でも触れた。奇特な人はいつの世にもいらっしゃる、忝ないことである。


←次の記事
「「玻璃」その他」 
前の記事→
 「パイプ葉」

ですぺら掲示板2.0トップページへ戻る

このページについて...

2007年09月07日 22:35に投稿された記事のページです。

次の記事←
「玻璃」その他

前の記事→
パイプ葉

他にも
  • メインページ
  • アーカイブページ

  • も見てください。

    アーカイブ

    ケータイで見るなら...


    Google
    別ウィンドウ(orタブ)開きます。

    牛込櫻会館(掲示板1.0他)内
    ですぺらHP(掲示板2.0他)内
    Powered by
    Movable Type 3.34