これから客層が変わる。常連さんで足の遠のくひとがあれば、あまりいらっしゃらなかったひとで来店が繁くなるひともいる。この一月は興味深い。
店の所在地が変われば、なおさらお客さんの新陳代謝は激しくなる。そして店の相方と自宅の同居人を平行して捜さなければならない。二階の四室が開いたままではどうにもならない。店が優先するが、同居人が見つからなければ住居もやがて転居になるかもしれない。住居付きのバーが高円寺にあったが、選択枝に入れなければならなくなった。いずれにせよ、不動産屋を回る時間的ゆとりを奪われたのが口惜しい。
ですぺらはみすじ通りへ引っ越す予定だったが、振り出しに戻った。ひとりになるのは想定外で、さらに小さな店を探さなければならなくなった。笹目さん、佐藤さんと話し合ったのだが、店の方は演劇・舞踏関係のひとの助けを乞うことになりそうである。とりわけ、佐藤さんの動向は今後の私の生活に大きな影響を与えそうな気がしてならない。
さて、二十六日(土曜日)のモルト会である。どなたかの協力が得られれば可能だが、ひとりでの開催は覚束ない。しかし、最後のモルト会なので、貸し切り状態にしてでも催したいと願っている。従って、もっか問い合わせ中である。ご参加くださる方々に迷惑をお掛けするのは承知、その上で開くか開かないかはぎりぎりまでお待ちいただきたい。