「せんべろ」のあと、なにかしら書き込みをした気がするのだが、消えてしまった。どうせ大したことではないのでどうでも良いのだが。
店名はですぺらにした、十数年ぶりの明石復帰である。かつては太田守さんのような素晴らしい客がいらしたのだが、ほとんど亡くなってしまったに違いない。
毎日自動車の川口さんの紹介で知り合った前田純男さんに大工仕事を依頼、本日で終了したが、面倒の繰り返しだった。180幅の棚が3センチ以上下がってい、60幅で区切って柱を入れ、受けに鋼製束LタイプとDH鋼製束 フラット型を用いた。通称、スチール束<新横綱>というようである。ただし、受けをいれて愕かされたのは、棚全体が持ち上がってしまったこと。
壁との固定にアンカーが必要と思ったが、今はコンクリートへダイレクトに打ち込めるネジがあるらしい。赤坂ではアンカーを50本ぐらい打ち込んだが、あれは大事だった。明石では棚の側面に細めの柱を添え、十字にネジを打ち込んだ。
持ち上げた棚全体が平行を取り戻したのは良いが、8枚の引き違い戸が重い、もしくは軽すぎる。これは1枚ずつ微調整を施すしか手の打ちようがない。細やかな仕事を前田さんは適確に処理してゆく、思わず見蕩れてしまった。
明日からはコンクリートの研磨作業である。昔、赤坂のですぺらで頭から真っ白になってサンダーをかけたのを思い出す。そう云えば、おっきーさんが陣中見舞いに来られていたが。