ボルボに替わってスズキ二代目のワゴンRが拙宅へやってきた。
平成11年10月発売モデルで、日本で一番売れている軽自動車のミニバンである。スタイルは初代のキープコンセプトながら全体的に多少丸みを帯びる。
5ドアのボディ、60馬力のOHCターボ(IHI製)、駆動方式はFF、グレードはFX-Tリミテッド、ミッションはアイシン製のフロア4AT。
ワンオーナー、走行距離57200キロの車だが、ターボ車だけあって、ヘッドガスケットはボロボロ、ウォーターポンプはフィンがペラペラ、オルタネーターのシールドベアリングはほぼ潰れている。ヘッドパッキングと共に交換である。
原動機の型式はF6A、このエンジンはベルトが削れやすいことで有名、V型ベルトから削れにくいエッジベルトに変換。
それにしても、軽四のエンジンは触られない。ヘッドガスケットはノーマルのままでも5万キロが限界、ブーストやマフラーを換装すれば、2万キロももたない。
車両変更に伴って、市役所と警察署を複数回回ったが、1日為事だった。市役所では身分証明に運転免許証を求められ、警察では身分証明に住民票を求められる。その意味がまったく理解できない。軽四ゆえ、自動車税は県から市へ移動、無料になる。
保険はチューリッヒのネット専用自動車保険。保険発行特約が適用されていないので、ちょいと煩雑だった。保険金は22800円、ちなみに二輪は三井ダイレクト損保で12740円。
最後に、同車はシートアレンジによってフラットな空間が生れる。要するに、車中泊に最適な車である。ひとりで旅行へ出掛けるための道具として購入した。
追記
購入と書いたが、車代は無料である。修理費と車検代のみ、おそらく、15万円で済む。