連休の間、日々刺身を愉しんだ。一昔前なら五月の連休時に刺身など食べられなかった。なぜなら、漁師も休みだったからである。今も昔も漁師の連休に変わりはないが、生け簀や水槽の普及によって、近隣のスーパーですら活魚が売られている。
山陽マルナカ玉津店、万代明石硯町店、ラ・ムー大蔵海岸店、マックスバリュ西明石南店がお薦め。同じスーパーであっても、他店はお薦めにあらず。
このところ、スズキ、タイ、ヒラメ、道産のウニ、ウマヅラハギを食べた。ハギは大きな胆付きで、おっきーさんが大磯から送ってくださって以来、久しぶりである。
ウニは虻田群洞爺湖町入江の小川商店。かつて函館のスーパー魚長の店長から紹介されたウニ専門の卸問屋である。礼文、利尻のウニは現地もしくは稚内でしか食べられないが、例外的に小川商店は扱っている。ただし、現在小川商店は小売りはしていない。
上記のうち、山陽マルナカ玉津店は昔から良い魚を置いている。滅多にないが運が良ければ、クロ(メジナ)、ブダイ、イシダイ、ニザダイ(サンノジ)、ガガラ(アラカブ)、アカハタ(アカバ)、ヒダリマキ(タカノハダイ)、オジサン等々、磯魚が手に這入る。
追記
山陽マルナカ玉津店は頻繁にオコゼを置いている。ただし、背鰭だけ除去して丸ごと売っている。面倒なのか、それとも6切れほどで800、1000円との値付けが高く思われるからか、理由は定かならず。