貧血は「血が貧しい」と書くが、血液の量そのものが少ないのではない。人間の血液の量はほぼ一定なので、「貧しい」ではなく、「血が薄い」ということになる。血液中の赤血球や、赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)の量が、正常値よりも少なくなり、ヘモグロビンが足りなくなった状態が貧血である。
貧血になると、食事を摂ると失神する、なぜなら血液が胃の周辺へ集中して、脳が血液不足に陥るからである。同様に、男根の勃起能力はほぼ血液である。よって、勃起すると脳が血液不足になる。要するに、貧血のひとは勃起するのも命懸けなのである。
ED治療薬にはバイアグラ、シアリス、レビトラの3種があって、それぞれ用途が異なる。普通、国内で売られている薬の内容量に関しては、バイアグラ(100㎎)、シアリス(20㎎)、レビトラ(20㎎)となっている。
戸田にいたころ、医師の管理下でそれらED治療薬を服用したことがある。すべてに亘って強力な降圧作用があって要注意である。後者の2点で血圧が60から70ほど急降下する。もちろん、健康なひとなら問題は生じないのだが。
ヘモグロビンもしくはヘマトクリット値が低いひとは2.3日前から降圧剤を中断、体調を整えなければならない。バイアグラなら四等分しないと服用できない。面倒なもので、以来、服用していない。