半夜、風呂にて気を失いそうになった。周章てて出で、扇風機で身体を冷す。血圧、脈搏、呼吸が元に戻るに2時間を要した。それが理由で本日の血液検査は惨憺たるものだった。面倒なので仕儀のみを書く、2泊3日の生検入院である。入院前日の8日に再度の血液検査、結果次第で10日の夜にステロイドのパルス療法もしくはリツキサン静注を行う。その他、なにごともなければ11日に退院する。
引越後、ゆっくり風呂へ這入られるようになったのが嬉しかったのだが、今後しばらくは足湯か戸棚風呂様のものになるのかもしれない。
移植手術から3年を経たが、下血の止むことなく、入院セットなるものを持ち歩いていた。「下血がはじまったらどこでも良いから病院へ飛び込め」と戸田中央の医師から云われていたからである。この1年下血はなくなり、そのセットを解体したばかりだった。年を取るに連れて趣味が皮肉になって行くと云うが、皮肉になるのは趣味に限らないようである。