レイアウトが崩れる方・右メニューが表示されない方: >>シンプル・レイアウトへ

« 笑い種 | メイン | 逝去 »

初山別村みさき台キャンプ場    一考

 

P7134497.jpg

 加茂錦のしぼりくち微濾過酒を買ってきた。新潟の酒は濾過しすぎた酒が多い、そのなかにあって微濾過というところが気に入った。品質保持のため、遮光性の高い紐付きクラフト米袋を包装に用いている。三郷でもさまざまな酒を購入、周さんと酌み交わしたが、近頃の酒は旨くなった。
 東京にはないハモカワ、焼き穴子、焼き豚(東京は煮豚)を楽しんでいる。近隣のスーパーマーケットはどことも魚屋が這入ってい、昼網の魚をその場で下ろしてもらえる。もっとも、魚ぐらい自分で下ろせば良いのだが。
 富山のシロエビ(正確にはシラエビ)と北海道増毛の鮭とばが売っていたので購入。白エビは富山湾の漁師のあいだでは「ヒラタエビ」とも呼ばれる。駿河湾の桜海老同様、殻ごと頂戴する。殻にはキチン質との繊維が多く含まれ、糖質、コレステロール、塩分などを体外に排出する。糖尿病、高脂血症の予防に適し、骨粗鬆症に効果があるのは云うまでもない。
 増毛はカジカの子の醤油漬けや鮭とば黒コショウで知られる。カジカの子は「とびこ」もしくは「とびっこ」と似た食品。とびこにはシシャモの卵を使用した「ししゃもっこ」「まさご(真砂子)」とも呼ぶ代用品がある。
 
 魚卵は食べられなくなったが、昔は良く食べた。積丹から稚内へ北上の途次、石狩、増毛、留萌、小平、苫前、羽幌、初山別、遠別を経て天塩へ至る。いつも増毛か留萌で肴を仕入れ、初山別のみさき台キャンプ場でアイラモルトを飲むのを常とした。
 天塩で国道232号線は道道106号線と分かれる。106号線には風力発電の風車(昔はなかった)が並ぶほかは人家、電信柱、ガードレール、看板、北国固有の矢羽根などの人工物がほとんどなく、右側は地平線までサロベツ原生花園、左側は日本海の向こうに利尻富士を望むことができる。
 オロロンラインの名は羽幌沖の天売島に住むオロロン(ウミガラスの別名)にちなむ。ただし、現在では絶滅危惧ⅠA類に指定されている。天売島の売りは険しい断崖とそこに舞い飛ぶ海鳥の群れ、シーカヤックからの眺めは絶景。天売島のキタムラサキウニはバフンウニなど目ではない。食べた人にしか分からない絶妙の香味である。つぶのウニ和え、北海道でガヤと呼ばれるエゾメバルも絶品。
 初山別の天文台について掲示板で書いたことがあるが、その天文台、キャンプ場、岬の湯がある岬台公園が道の駅になったようである。

 http://www.youtube.com/watch?v=rFg5ve9z1NM

追記
みさき台キャンプ場の写真は以下からの無断借用、誠に申し訳ない。

 http://www42.tok2.com/home/monjirou2/2-saihokutannomisakiomezasite.html


←次の記事
「逝去」 
前の記事→
 「笑い種」

ですぺら掲示板2.0トップページへ戻る

このページについて...

2014年05月11日 08:39に投稿された記事のページです。

次の記事←
逝去

前の記事→
笑い種

他にも
  • メインページ
  • アーカイブページ

  • も見てください。

    アーカイブ

    ケータイで見るなら...


    Google
    別ウィンドウ(orタブ)開きます。

    牛込櫻会館(掲示板1.0他)内
    ですぺらHP(掲示板2.0他)内
    Powered by
    Movable Type 3.34