パーキングメーターは駐車枠で指定した場所、方法に限り、短時間の駐車を認めるというもの。パーキングメーターの料金は駐車料金ではなく、機器等の維持管理のための手数料として徴収される。なお、パーキングメーターが設置されている場所は概ね駐車禁止の標識が設けられていて、当然駐車禁止。
法律を決めるのは立法府、日本の場合は国会がそれに当たる。警察は国会が決めた法律を遵守するために働く機関、謂わば国家権力の僕。わたしは我が儘で身勝手なご都合主義者なので、自らの存在理由を国家権力に委ねるような生き方を是としませんが、なければ困るのも事実です。
2006年6月1日から、駐車違反の取締り方法がまったく変わり、取締りの民間委託や駐車監視員の実地など、効率化が計られた。第3次小泉内閣時の議員立法だが、不愉快かつ鬱陶しい法律である。
国会で決めた法律が例え理不尽であれ、現状にそぐわないものであれ、警察はそれに従わなければなりません。文句を云うなら立法府の国会議員に云うべきであって、取り締まる警察に苦言を呈するのは御門違いかと思うのですが。
警察官による検問や道路交通法に基づく交通取締は行政警察活動ですが、覚醒剤の所持を確認して現行犯逮捕すれば、その時点から司法警察活動へ移行する。後者の司法警察活動にはグレーな部分が多く存在する。憲法で「戦力の不保持」が明記されているにもかかわらず、政府見解によれば、自衛隊は憲法第9条第2項にいう「戦力」にはあたらない組織とされている。要は解釈によってどうにでもなるようなグレーゾーンを拵えるのが国会議員の延いては国家の仕事だそうです。
ちなみに、2000年に議員立法されたストーカー規制法(2013年改正)によって、予備拘束が出来るようになったが、これなどは運用を間違えると戦前の治安維持法になりかねない危険性を孕んでいる。
追記
パーキングメーターでの時間延長は駐禁になります。最近は重点項目らしく、2分以内にレッカー移動だそうです。