写真は舞子坂の物件である。垂水から舞子にかけては急峻立てるが如き勾配となる。目の前に明石海峡大橋と淡路島が拡がる。
明石、朝霧、舞子、垂水、塩屋、須磨と神戸から西の地名は美しい。しかし、暮らすには不便なことが多い。例えば役所で駐車場を設けているのは東灘、灘、西区役所のみ、あとは若干安くなるものの有料である。
わたしのように頻繁に役所に行かなければならない身にとって毎回200円の出費はいたい。それよりも優先されるのは病院の駐車料金である。
埼玉県の役所は戸田にせよ、三郷にせよ、繁華街から遠く離れている。それが理由でどことも無料の駐車場を設けている。この中心部から外れたところに建てるのはアイデアだと思う。しかも、周辺を上下水道の広大な設備や商工会、公立学校などで固めるので一般店舗が這入り込む余地がない。一般は利用できない身障者の専用駐車場もある。要するに、神戸の役所の市民サービスは体(たい)をなしていないのである。
それやこれやで、神戸市西区の南東部へ引っ越すことに決めた。大蔵谷から玉津のあいだである。風光はよろしくないが、日々景色を見ながら暮らすわけではない。物件の再探索がはじまる。
追記
なんでさんに感謝。薬はステロイドのフルタイドですね、一方はニトログリセリン、当然副作用の強い薬だと思います。誤嚥の患者と同室したことを当掲示板で書きましたが、あれは怖い病気です。
吹田の限定本蒐集家は浪速書林で何度かお会いしました。湯川本とともに小生が拵えた限定本もお買い上げくださいました。