住居探しで難儀している。ネット検索で片端から問い合わせ、資料を収集しているのだが問題多発である。まず、明石はやめろとの意見が多い。身障者に対する手当が神戸と明石では若干異なるようである。自治体が変われば条件が変わるのは当たり前だが、現在受けている医療環境は維持しないと困ることになる。
埼玉県の医療環境は恵まれている、埼玉を離れれば条件は厳しくなりますよ、と当地の医師から聞かされている。ただし、何がどのように厳しくなるのかがさっぱり分からない。そして明石に住んでいる身障者はみなさんが明石は駄目と応える。こちらもなにが駄目なのか、詳しく説明できるひとはいない。なんとなくそのように思っているだけなのではと疑いを持っている。第一に明石と神戸では同一の県ではないか。条件の変わるはずがないと思うのだが。
明石で救急車に乗ると行き先は明石市内限定である、公営住宅への枠が明石は著しく少ない等々、聞かされる話は詰まらないはなしばかりである。わたしが知りたいのは医療関連のはなしである。今なら、更生医療に限らず、国民健康保険対応の医療費は全額二箇月後に補填されている。外科、内科、歯科、対象が問われることはない。こうした基本環境が変わるのだろうかと案じている。