わたしはいかなる組織であれ、国立、国営は止めた方がよいと思います。例外は古の文化を遺すための図書館と博物館ぐらいなもので、国家は小さいほどよろしいかと。
海洋開発、宇宙開発、スーパーコンピュータといった大規模研究開発や国家レベルでのインフラ整備が必要なのは重々承知しているものの、地方自治体はやがて広域自治体へと収斂解体し、近代国家そのものも任をいずれは解かれるものと信じたい。
国家、民族、言語、宗教そういったものが並列に置換され、価値観そのものが伸縮自在にして相互嵌入可能な時代になれば、人間同士の争いはなくなると思うのですが。思うに、わたしの当面の敵は「日本人」という名のナショナリズムかと。