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自動車の任意保険   一考   

 

 一昨年の11月、追突事故を起こした。3等級と思っていたが、5等級下がって任意保険の掛け金は倍以上に増え、6万円を超えた。そして今年の等級と継続の保険金額の連絡があった。等級は上がったものの割引率は据え置きである。釈然としないので、インターネットで他の保険会社の見積もりを取った。同じ保険会社のグループ会社である。そうすると、掛け金は半額以下になって3万円を切った。

 平成9年、保険の自由化を受けて誕生したのがリスク細分型自動車保険である。今では自動車保険の主流となったリスク細分型を日本で初めて販売したのはアメリカのAIG傘下の保険会社だった。
 往時、日本の自動車保険会社のサービスは最悪だった。査定と称して待てど暮らせど保険金が下りない。しかも掛け金は10万円を下ることはなかった。そこへ外資系企業が参入し「1事故1名の専任担当者制」を取り、21時までに連絡のあった事故に関しては、当日中に初期段階の事故対応を実施し結果報告まで行う、といった迅速かつ丁寧な対応、しかも保険金は2〜3万円の安価だった。
 このところ、ニュースで騒がれている東京海上日動火災保険は「当時(平成15年6月以前の契約)は本体保険とは別に請求してもらわないと支払わない運用をしていた」と釈明。つまり、契約者に気付かれなければ補償する必要もないとする、保険会社にあるまじき“事なかれ主義”が罷り通っていたことになる。これは同社に限らない、だからこそ、加入しておくと心強い味方になるのがリスク細分型の1項目「弁護士特約」である。
 競争がなければ碌な結果にならない。何事によらず、自由化は大切である。

追記
 サービス向上は良いが、高級外車は車両保険加入を断られる。わたしが乗る車もボルボが販売する一般車では最も高い、よって車両保険には這入られない。もっとも、如何ような車に乗ろうと車両保険なるものに這入ったことはないが。


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2014年02月07日 18:43に投稿された記事のページです。

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