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散書   一考   

 

 田村書店主奥平晃一さんとアルバイト2名が本と格闘、2噸ロングに約半分の書物を積んで引き上げた。残る半分は明後日(8日)午後になる。引っ越しの用意が着々と進んでいる。あとに残される本箱の処理を考えなければならない。

 障害者自立支援法第54条並びに第58条の規定に基づく自立支援医療費(更生医療)支給認定通知書が送られてきた。おそらく、当地に於ける最後の通知書になる。このような所で書いて良いものかどうか躊躇われるが、これで混合診療が可能になる。現在投与されているステロイド剤の点滴静注は一本につき15万円で、保険は効かない。
 繰り返すが、免疫療法や高度医療を学んだごく一部の医師は医師会の方針に反対している。現行の医師法を遵守すれば患者を見殺しにすることになる。移植なんぞ到底叶わないからである。

 前項でワクチンも免疫療法と書いたが、免疫抑制剤を服用する患者は、必要に迫られてさまざまなワクチンを自費で注入している。5年に1回というようなワクチンもあるが、毎年10万円を軽く超える金額のワクチンを投与している。なぜ、このようなことを書くかと云えば、このところ乳癌をはじめワクチンに要する費用は国が負担すべき、もしくは副作用の責任を国が取るべきなどと云う暴論が罷り通っているからである。
 ここで大書すべきは、予防治療は原則健康保険の対象にならないということである。例外はいくらでもあるが、そこは医師会の匙加減、ご都合主義によるものである。子供から大人まで、ワクチンは病気の予防であるからして保険適応外、当然自己責任に於いてなされるべきである。


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2013年08月06日 16:19に投稿された記事のページです。

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