このところ入院がつづき全く乗っていないので、折角購入したボルボS80-t6に愛着が湧かない。実はスタイルや車の寸法すら頭に這入っていないし、エンジンの癖もよく分かっていない。ダッシュボードの改造もまだだし、ETCの手続きさえ済んでいない。明瞭なのはエンジンがポルシェの設計であり、セルシオよりボディの幅が広いということぐらいで、前の850-t5の方がよほど記憶に鮮明である。
そもそもグレーが好きでないのだが、車は道具、色なんぞ詰るところはどうだってよい。要は走るか走らないかである。その点、ボルボS80-t6はよく走る。ただし、四輪駆動と二輪駆動が選択できるので燃費はよろしくない。燃料消費率6.2km/Lとなっているが、現実には5.0kmから5.5kmが精一杯である。
4速ギヤ1880回転で100km/h、3380回転で180km/h、これほど低い回転数であれば高速道路での巡航は向かうところ敵なし。この車の新車価格をわたしは知らなかったが、8520000円だそうである。
足回りの改造は考えなくもないが、明石へ引っ越せば毎日自動車商会という行きつけの自動車屋がある。彼なら説明しなくても、ことごとく了解済みである。かつて1Gや1Jを気が済むまで改造してもらった。まず、吸排気だけでも変えたいと思っている。
追記
スバルのBRZがトヨタの直噴技術である「D-4S」を組み合わせただけで120psから200psに化けた。さすがにトヨタの実力である。あの回らないスバルのエンジンをよくぞ蘇らせた、レースでの実績はこのところ目覚ましいものがある。