消化器内科の羽山医師と話し合う。大腸の生理検査の結果、やはりサイトメガロウィルスがもたらした炎症と結論が出た。改めて内視鏡映像を見せられたが、かなりひどく爛れている。サイトメガロも炎症も無くなりはしない、また出血があればその度に内視鏡で処理しましょう、と羽山医師。
サイトAg、タクロリムス、セルセプトなどの数値は血液検査に加えている。サイトメガロウィルスはサイトAgだが、本日の値(正確には17日の検査結果である)は1.3。後2、3日で一旦終息そうである。ちなみに、白血球10960、尿酸4.0、クレアチニン2.15。
副作用を極力抑えるために、バリキサ、メドロール、グラセプターの量を減らすことにする。血液検査の結果から服用する薬剤の内容量を決めるように瀬戸口医師から云われる。当然、医師の管理下でのことである。
瀬戸口医師は腸炎より骨折の方を気にかける。合う度に必ず訊くのは骨折の痛みである。痛みはあるが痛み止めは飲んでいないと応えるのが常なのだが、その度に困ったものだと医師は呟く。服用している薬もしくは腎臓と骨折の痛みが関係するのであろうか。
インフルエンザが流行っている。幼児はすぐ感染するがすぐ治る、あなたが感染すれば肺炎を併発、即命取りだよ、と注意を受ける。