追突したのは自分である。従って相手の身体の心配をこそしなければならないが、二日目になってわたしの方のダメージもはっきりしてきた。上部肋骨が二箇所おかしい、記憶のある痛みで寝返りや立ち上がる時にひどく痛む。ひびが這入るか骨折のどちらかである。いずれにせよ、肋骨は呼吸と共に動くので医師にも手の施しようがない。一箇月は痛みがつづくと思われる。
エアバッグが素知らぬ振りだったが、どうやらハンドルの中は空だった。それでハンドルに胸が激突したようである。相手側の速度は40キロ、よって当方は50乃至60キロぐらいか。一瞬だが寝入っていたので記憶はなにもない。胸の痛みや心痛では意味が異なる、鈍痛の類だが、黴菌からくる胸の重さはふっとんだようである。
今まで追突されたことは何度かあるが、わたしが追突するとは。これでは大型二種の免許が泣く、かなり落ち込んでいる。
拙宅にある頓服はカロナールとロキソプロフェン、こんなものでは効かないが、ないよりはまし。次回の外来の折にでもレントゲンを撮って確認するとしよう。