レイアウトが崩れる方・右メニューが表示されない方: >>シンプル・レイアウトへ

« 塩害 | メイン | 魚のグローバル化 »

戻り鰹   一考   

 

 鰹は夏に黒潮と親潮とがぶつかる三陸海岸沖まで北上し、秋に親潮の勢力が強くなると南下する。夏の到来を告げるその年初めての鰹の水揚げを初鰹、南下する鰹を戻り鰹と呼ぶ。戻り鰹は低い海水温の影響で脂が乗り、北上時とは異なる食味となる。
 その戻り鰹と黄肌鮪(共に生)が安い。身四分の一の短冊が200円で購える。さらに安価になったのが鯖と秋刀魚で、鯖は大一匹が180円、秋刀魚は70円代へ下がった。鯖はマサバとゴマサバがあって、一切れ20円ほど。生海胆は200グラムの木箱が1300円、50グラムの木箱が380円。他にも甘藍、大根、ピーマンなどは50円を切っている。高値なのは白葱ぐらいなもの。物価のデフレは良いのだが、甘藍や大根のようになると輸送の箱代の方が高く付く、これでは生産者が堪らないだろう。


←次の記事
「魚のグローバル化」 
前の記事→
 「塩害」

ですぺら掲示板2.0トップページへ戻る

このページについて...

2012年10月20日 12:18に投稿された記事のページです。

次の記事←
魚のグローバル化

前の記事→
塩害

他にも
  • メインページ
  • アーカイブページ

  • も見てください。

    アーカイブ

    ケータイで見るなら...


    Google
    別ウィンドウ(orタブ)開きます。

    牛込櫻会館(掲示板1.0他)内
    ですぺらHP(掲示板2.0他)内
    Powered by
    Movable Type 3.34