点滴が理由で体重が毎日1キロほど増える。それを利尿剤でもって300から500ほど落としている。ところが、この利尿剤、わたしには利糞剤として霊験あらたかなようである。もっとも、糞につられて尿も出るのだから利尿に違いはないのだが。
クレアチニンは2.6、危険水域に張り付いたまま。体重は二次的なものなのでどうでもよく、本命のクレアチニンが下がってくれれば良いのだが。毎日の血液検査の結果が気に掛かる。
巷は連休、同室の患者はみなさん外泊。わたしも外泊を申し込んだのだが却下され、外出ならと一時間の帰宅のみ認められた。
戸田中央は民間病院で病棟は三棟。わたしが入院しているA棟は一階が救急とCTやMRIなどの重機が並び、二階が複数の手術室とICUで構成され、三階から七階までが病室になっている。四階が腎移植の患者専用だが、専用と云っても腎移植は月に二例のみ。
ワンフロアに50床、A棟だけで250人の入院患者がいる。前回は満床だったが、今回は八、九割ほどの入り。主として腎移植と前立腺癌、心臓血管と脳外科の手術を執刀している。最新医療機器のダヴィンチを設置しているのだから愕かされる。確か、前立腺癌の手術入院が三日と聞いた。
前回書いたが、C棟には胃瘻の患者が多く、ここはあまり通りたくない場所である。ちなみに、女房がドナーとして検査入院したのはB棟、心臓血管センターの病棟だが、もっとも豪華な部屋が設えられた棟だった。(10月7日)
追記
9日には満床になった、賑やかな病院である。