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ブナハーブン   一考   

 

 エクスクルーシヴ・カスクからニューボトルが頒布された。ブレイヴァル、アルタナベーン、グレン・スペイ、ブナハーブンの四種。面白いのはすべてのフィニッシュがペドロヒメネスである。
 ウィスキーについて書こうと思ったのは、つい先頃ラフロイグのトリプルウッドが終売になってペドロヒメネスに変わると当掲示板で中村さんが書かれていたからである。
 ペドロヒメネスをフィニッシュに用いたウィスキーで旨いと思ったボトルがない。例えばラガヴーリンのダブルマチュアードがペドロヒメネスである。
 今回のボトルは前記三点が不味い。ブレイヴァルは好きなウィスキーなのだが、リッチなシロップ漬けレーズンのアフターはデザートワインを思わせて興ざめである。ただし、ブナハーブンは成功している。1991年の蒸留、21年、52.8度、7250円のお薦め。スモークでとてもオイリー、重厚な焚き火の味わいがペドロヒメネスを跳ね返している。


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2012年10月05日 01:57に投稿された記事のページです。

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